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船徳 (ふなとく)

備考
道楽の末に親に勘当され、知り合いの船宿に居候をしている若旦那が船頭になるが、まともな修業はせずじまい。真夏の暑い盛りである浅草寺の四万六千日の縁日の日、他の船頭が出払ったため、若旦那が客を乗せて隅田川を浅草へと向かうことに。しかし、技術の未熟さは隠せず、舟は制御不能となってしまう。

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