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お菊の皿 (おきくのさら)

備考
青山家に仕える腰元お菊には三平という夫がいるのに、主人青山鉄山に言い寄られたため断り続ける。これを恨んだ鉄山は将軍家拝領の皿をお菊が一枚紛失したと言いがかりをつけて殺害し、井戸へ投げ込む。その井戸からお菊の幽霊が出て皿を数えるという。美人だという評判で見物客が押し寄せるようになる。九枚まで数えるのを聞くと死ぬといういわれがあったが、見物人が多くて逃げ出せなくなってしまう。別題「皿屋敷」。上方落語から東京落語へ。上方落語では播州皿屋敷、東京落語では番町皿屋敷として演じる。

公演リスト