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人形買い (にんぎょうがい)

備考
神道者の息子の初節句に長屋一同が金を出し合って人形を贈ることになった。その買い物を仰せつかった二人は人形屋で神功皇后と太閤秀吉の人形を借り、長屋の易者と講釈師にどちらかを選んでもらおうとする。値段は集めた金より安い。残った金で一杯やろうともくろむ。人形を運ぶためについてきた小僧がどちらの人形もおととしの売れ残りであることを明かす。易者は易をたて、講釈師は太閤記を読んで人形を選ぶ。どちらも商売なので金を取り、金は一銭も残らない。

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