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胴乱の幸助 (どうらんのこうすけ)

備考
腰にかける小型の物入れである胴乱をいつもさげている幸助は、けんかの仲裁をするのが道楽。けんかを見つけると料理屋へ連れていき、一杯飲ませて仲直りさせる。これが知れ渡り、なれあいのけんかをして御馳走になろうという連中も現れる。それでも幸助は仲裁をして喜んでいる。浄瑠璃の稽古屋で「桂川連理柵」お半長右衛門帯屋の段の嫁いじめの稽古をしているところに通りかかった幸助は本当のけんかだと思い込む。京都のできごとだと説明されたため、京都に行って帯屋を探し始める。題名は「胴乱幸助」とも。

公演リスト