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長命 (ちょうめい)

備考
伊勢屋の婿が三人立て続けに他界した。八五郎が不思議がると、隠居は嫁さんの器量が良すぎるからだと言う。これが理解できない八五郎に、隠居は「店は番頭さんまかせ。ご飯を食べるのも二人っきり。飯をよそって渡す時に手と手がふれる。顔を見るとふるいつきたくなるいい女」と詳しく説明を始める。やっと理解した八五郎は伊勢屋の通夜の手伝いに行く前に、家で腹ごしらえ。女房に給仕をさせて、その顔を見て、「俺は長生きだ」。一般的には「短命」の名で演じられるが、縁起をかついで、この題を用いることがある。

公演リスト