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猫の災難 (ねこのさいなん)

備考
隣の家から尾頭付きの鯛の骨をもらった男、ザルをかぶせたところ、頭と尾が飛び出すほどの大きさ。そこに兄貴分がやってきて、鯛が一匹まるまるあると早合点して、酒を買いに行く。もらったのは骨だけだったと言えなくなった男は、三枚におろしたところに隣の猫が現れ、切り身を持っていったという嘘をつく。この話を信じた兄貴は鯛を買いに行く。その間に男は酒に手をつけ、全部飲んでしまう。その言い訳でも猫のせいにするのだが……。/五代目古今亭志ん生が設定を変えた「犬の災難」という噺もある。

公演リスト