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小間物屋政談 (こまものやせいだん)

備考
小間物の行商をしている相生屋小四郎(あいおいやこしろう)が上方で珍しい品を仕入れるために旅に出る。箱根の山中で、盗賊に襲われた若狭屋甚兵衛(わかさやじんべえ)という小間物屋を助け、着物と金、自分の名と住所を書いた紙を渡す。甚兵衛はその夜、小田原の宿で急死してしまう。小四郎の名を記した紙が出てきたことから、小四郎が亡くなったと勘違いされ、女房は周囲の勧めで亭主を持つ。そこへ小四郎が帰ってきたためもめることとなり、大岡越前守の裁きを受ける。別題「万両婿」。講談の落語化。

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