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一文笛 (いちもんぶえ)

備考
駄菓子屋で一文笛をほしがっていた男の子に巾着切りの七が店先の笛を盗んで与える。その笛を男の子が吹いているところを駄菓子屋の婆さんが見つけ、父親に文句を言った。元武士である父親に男の子はきつくしかられ、井戸に身を投げたことを七は兄貴分から知らされる。七は後悔から右手の人差し指と中指を刃物でぐさり。翌日、手に包帯をした七は兄貴の元を訪れ、男の子の容体を聞く。寝たきりで意識がもどらないので、名医にかかる必要があるが、それには大金が必要だという。この後、七は意外な行動を取り、音の子を助ける。桂米朝作。

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