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餅屋問答 (もちやもんどう)

備考
大阪を食い詰めて南河内に来た男が餅屋の六兵衛の世話でにわか坊主になった。ところが越前永平寺の諸国行脚の僧が禅問答を申し込んできたので夜逃げをしようとする。事情を聞いた六兵衛が問答の相手を買って出る。といっても、何を問われても、まったく答えない。僧は六兵衛が無言の行中であると思い込み、手振りで問答を始める。六兵衛もそれに答えて身振り手振りをしたところ、僧はほうほうの体で退散する。実は二人の間で問答が成立していたのではなく、たがいに勘違いをしていただけだった。東京落語は「こんにゃく問答」

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