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お七の十 (おしちのじゅう)

備考
大火で駒込の吉祥寺に疎開した八百屋お七は小姓の吉三と恋仲になるが、家の普請も終わり、離れ離れになる。また火事になれば吉三と会えると考えて放火したため、鈴ヶ森で火あぶりの刑になった。それを知った吉三は生きていても張り合いがないと吾妻橋から身を投げる。あの世でふたりが再会し、抱き合うとジュウという音が。お七が火で、吉三が水で死んだので、火と水が合ったからジュウ。女がお七で、男が吉三だから、七足す三で十。そのうちにお七の霊が浮かばれず、幽霊になって現れる。別題「お七」

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