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茄子娘 (なすむすめ)

備考
田舎寺の和尚が精魂込めて茄子を育てていた。ある夏の夜、茄子の精が人間の娘の姿となって現れたため、情を通じてしまう。翌日、自身の未熟を恥じて旅に出る。数年後、寺に戻ると、小さな女の子に「お父さん」と呼ばれる。茄子との間にできた娘だった。母の茄子に先立たれ、一人で生きてきたと聞いた和尚、「親は茄子とも子は育つ」。このサゲを言いたいがための落語。見事である。

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