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三味線栗毛 (しゃみせんくりげ)

備考
酒井雅楽頭(さかいうたのかみ)の二男、角三郎は雅楽頭に嫌われて下屋敷に住む。その境遇を気にすることなく、書見に励む。肩こりを治すため、あんまの錦木(にしきぎ)にもんでもらう。角三郎は大名になる骨格だと錦木が述べるたところ、角三郎は大名になったら錦木を検校にすると約束する。雅楽が隠居し、長男が病身のため角三郎が跡目を継ぐことに。錦木は約束通り検校に。武芸を好む雅楽頭は栗毛の馬を求め、三味線と名づけた。雅楽頭が乗るから三味線という洒落。「では家来が乗りましたら」と尋ねると「バチが当たる」。別題「錦木検校」

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