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佃祭 (つくだまつり)

備考
佃島の祭りに出かけた次郎兵衛が最終の渡し船に乗って帰ろうとするところを若い女に引き止められる。女は三年前、身投げしようとしたところを次郎兵衛に助けられた者だという。次郎兵衛も思い当たるので女の家でご馳走になっていると船頭の亭主が帰ってきて、しまい船が沈み、だれも助からないという。次郎兵衛は助けた人に助けられたと喜ぶ。翌朝、舟で送られて帰宅するが、次郎兵衛の家では、次郎兵衛が死んだものと思い、近所の者が悔やみに来て大騒ぎになっていた。

公演リスト