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水屋の富 (みずやのとみ)

備考
水道が満足に普及していなかった江戸時代に水を売り歩いた水屋が千両富に当たったが、置き場所に悩む。思案の末、縁の下に隠したが盗まれないか心配で商売に身が入らない。毎日、長いさおを縁の下に突っ込んで確認を続ける。向かいに住む遊び人がこれをあやしみ、水屋の留守中に上がり込んで金を盗む。そうとは知らない水屋がいつものようにさおでかき回したが、手ごたえがない。「ああ、これで心配がなくなった」

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