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文違い (ふみちがい)

備考
新宿の貸座敷の女郎お杉が、ほれた男芳次郎の眼病を治すために三十両必要となり、色男気取りの半七に父親に無心をされて困っているからと二十両、田舎客の角蔵に母親の病を治すために朝鮮人参を買いたいと十五両をだまし取る。ところが金を渡した後、芳次郎が忘れていった手紙から、ほれた女に渡すための金と分かり、お杉は半狂乱。半七は芳次郎がお杉にあてた手紙を見つけて読み、だまされたと知り、お杉とけんかになる。これを聞いていた角蔵が仲裁に入ろうとしたが、「いや待て。俺が色男だってことがあらわれやしねえか」

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