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猫忠 (ねこただ)

備考
別題「猫の忠信」。弁慶橋の常吉が清元の師匠お静と昼間から差し向かいで飲んでいるのを見た次郎吉と六兵衛が常吉の女房に告げ口をする。ところが常吉は家で寝ていることが分かる。これはおかしいと常吉も同行して、お静の家に確かめに行くと、お静の横には自分の姿が。さては狐狸妖怪の仕業と取り押さえると、猫が化けていた。お静の三味線の皮にされた猫の子で、親に会いたさに化けていたという。浄瑠璃「狐忠信」を踏まえた噺。多少の設定を変えて、東西ともに演じられている。

公演リスト