サイトロゴ:横浜にぎわい座

中村仲蔵 (なかむらなかぞう)

備考
歌舞伎俳優の芸道苦心談。抜擢で名題になった中村仲蔵が「忠臣蔵五段目」山崎街道の場の斧定九郎を演じることに。それまでは山賊姿であり、名題のやる役ではない。しかし仲蔵は五万三千石の家老、斧九太夫の息子である定九郎が山賊姿という設定に疑問を持ち、新しい定九郎を生み出そうと考える。柳島の妙見様へ願掛けに日参した満願の日、急に雨が降り出したので、そば屋で雨宿り。そこに浪人風の侍が入ってくる。その姿こそ仲蔵が思い描くものだった。工夫を加えて初日を迎える。/講談から落語、浪曲にとなった演目。

公演リスト