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茶金 (ちゃきん)

備考
骨董の目利きとして有名な茶屋金兵衛が京都清水寺の茶店で清水焼の茶碗をためつすがめつして首をかしげている。それを見た江戸っ子の油屋は高価なものに違いないと考え、二両で買い、金兵衛の店へ。ところが安物の茶碗だった。傷もないのに洩るので不思議に思ったと金兵衛に言われる。油屋がなけなしの金をはたいたと嘆くと、金兵衛が三両で買ってくれる。関白がこの話を面白がり、短冊を記し、帝も茶碗の箱に御染筆。鴻池善右衛門が千両で求める。上方落語では「はてなの茶碗」の題名で演じられる。

公演リスト