くっしゃみ講釈 (くっしゃみこうしゃく)
- 備考
- 無骨な講釈師に恋人との仲を裂かれた男が仕返しをたくらむ。コショウの粉を豆火鉢でくべて客席から高座へとあおげば、せき込んで口演が続けられなくなる。そこで罵倒してやろうといういたずらを友人に教えられる。しかしコショウを買いに行ったものの、何を買うかを忘れ、店先で延々と「八百屋お七」ののぞきからくりの口上を歌いあげ、歌詞の「小姓の吉三」からコショウを思い出す。ところがコショウは売り切れており、代わりに唐辛子を買ってきていたずらを始める。別名「くしゃみ講釈」