サイトロゴ:横浜にぎわい座

若き日の大浦兼武 (わかきひのおおうらかねたけ)

備考
大浦兼武は明治時代に内務大臣や警視総監などを歴任した人物。鹿児島から上京したものの職にありつけず、空腹に耐えかねた兼武は簡単な面接試験を受けて浅草雷門の交番勤務の巡査となる。料理屋から酔った紳士が金屏風にいたずら書きをしていると通報を受けるが、相手を見て貫禄負けをしてしまい、名前を聞き出すことなく帰してしまったので、屏風の修理代を3年6ヶ月かけて月賦で払う。この紳士は明治の元勲岩倉具視だった。岩倉は兼武の真摯な姿勢に感激、これを機に兼武は出世を重ねるようになる。

公演リスト