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大高源吾 両国橋出会い (おおたかげんご りょうごくばしであい)

備考
赤穂浪士大高源吾は俳人としても知られる。元禄十五年十二月十三日、吉良邸討ち入りを明日に控えるこの日は、すす払いの日であったので、吉良家の様子を探るため、源吾は雪の中、すす竹を売りながら両国橋を渡る。この時出会ったのが松尾芭蕉の高弟、宝井其角。其角が「年の瀬や水の流れと人の身は」と記すと、源吾は「明日待たるるその宝船」と応じた。明日の討ち入りをそれとなく知らせた句であったが、其角には分からなかった。講談から浪曲、さらに俗謡「奈良丸くずし」にもなった名場面。

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