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陸奥間違い (むつまちがい)

備考
御家人の穴山小左衛門が三十両の借金を兄弟分の松野陸奥守に申し込む。その手紙を託された下僕仙助は行き先を忘れる。当時、目上への手紙は相手の名の頭の一字だけ書くのが礼儀で、手紙には「松陸奥守」と記述。これを物知りの隠居に見てもらうと、松平陸奥守こと伊達家の屋敷を教えられる。伊達家では外様大名である伊達家に御家人が金を借りにきたのだから三千両を貸すと回答。穴山は御家人が外様大名に恩義を受けてよいか判断を乞うために江戸城に駆けつける。講談では「三方目出鯛」の題名も。講談から浪曲、落語へ。

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