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神田松五郎 (かんだまつごろう)

備考
徳川十五代将軍慶喜の治療に当たるほど博学と伝わる木食上人の幼少期の物語。赤ん坊の時に両親が他界し、近所の者の世話になっていた松五郎を鳶の源太郎夫婦が養育する。口が達者な子で親思い。ある日、大勢の子供たちと喧嘩をする騒ぎを起こす。源太郎にしかられた松五郎は、親なしっ子とからかわれたことが原因であり、育ての親に感謝することこそ、亡くなった両親への供養にもなると思うと涙ながらに語る。成長して青物問屋に勤め、神田名物、松五郎、神田松と呼ばれるようになる。講談から浪曲、落語へ。

公演リスト