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仏馬 (ほとけうま)

備考
弁長という僧が小坊主を連れて町へ出て多くの布施物をもらった。一杯飲んで酔っ払い、道端につないであった馬に布施物を乗せ、小坊主にひかせて寺へ帰した。自分は馬の手綱を体に結んで寝てしまった。馬の飼い主が戻り、馬が人間になったと驚く。弁長は「前世は弁長という出家でした。素行が悪く馬にされましたが、怒りが解けて僧侶に戻りました」とウソをつく。飼い主はそれを信じ、酒をふるまう。弁長は寺に戻ると馬を売ってしまった。飼い主は新しい馬を買いに馬市に行って、その馬を見つけ、「弁長さん、また罰が当たった」

公演リスト