- TOP
- 演目で探す
- 真景累ヶ渕 お累の自害 (しんけいかさねがふち おるいのじがい)
真景累ヶ渕 お累の自害 (しんけいかさねがふち おるいのじがい)
- 備考
- お累が産んだ子供は刑死した兄新五郎に生き写しで、まるで赤ん坊らしくない。因縁の深さを感じた新吉は家に寄りつかず、深川の芸者上がりで名主の惣右衛門の妾のおしずと深い仲に。それをお累になじられ、新吉はますますすさんだ生活を送るようになる。見かねたお累の兄の三蔵が子供のために調達した蚊帳も新吉は質に入れて金に換えようとし、お累をなぐって無理やり持っていく。赤ん坊は煮え湯をかけて殺すという残酷さにお累は堪えかねて自害をする。